プロフィール
こちらのサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
管理人の大場克則と申します。
マラソンが趣味で走り方の研究をする中、
江戸時代の走り方に興味を持ったのが2014年。
そこから2021年までの研究成果をまとめたのが
このホームページになります。
本当に大切なものは
口伝で伝えていた江戸時代。
その時代に、
文献にその技を残してくださった
先人たち。
本当に大切なことは
記録に残っていないのかもしれませんが、
その残された記述を手掛かりに
今回その技の再現を試みました。
自分としては
推定した動きは、
残された記述の内容と
そんなに矛盾はしていないのではないか
と考えています。
今回の試みは
考古学に似ていると思います。
たとえば、
掘り出した恐竜の化石から
その生きていた時の姿を想像するような。
実際、
以前は爬虫類の姿に近いと思われていた恐竜ですが、
最近は羽毛が生えた鳥類のような姿をしていたのではないか
と、研究が進むにつれて想像する姿も変化しているようです。[18]
この
江戸時代の走り方の研究も
それに近いと考えています。
新しい文献や記録が発見され
その解析が進むことで
江戸時代の走り方について
より真実に近いものが明らかになり
それにより
現代に生きる私たちにも
その技術が使える日が来る。
私はそう信じています。
今回の研究が
そのための一つの道標になることが出来ましたら
幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
2021年6月26日
管理人 大場克則
参考文献
[18]例えば下記ホームページ
ティラノサウルスに羽毛はあった?羽毛説の真実を徹底解説!
https://namba-kyouryu.jp/?p=1003
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(以下、2019年9月 サイト立ち上げ時のプロフィール)
こちらのサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
ここの管理人の大場克則と申します。
私は40歳過ぎに、会社でのストレス発散をきっかけにランニングを始めました。
最初は会社帰りに電車の1駅2駅間を走る、という感じでしたが、
だんだん走るのが気持ちよくなり、
ハーフ、フルそして100kmマラソンにも挑戦するようになりました。
(フルマラソン:3時間29分(2018年)、100kmマラソン:12時間47分(2016年))
また、旅が好きで日本各地行くことがありますが、
ランニングを始めてからは旅先でも走って、
その土地ならではの風景を楽しむようになりました。
その風景を走りながら巡ることが気持ちよくて、
「いつか走って旅を楽しみたいな。」
と思うようになりました。
そんな折、ふと思いました。
「江戸時代は全部自分の足で旅をしていた。
その時代はどういう走り方をしていたのだろう?」
調べてみると、真偽のほどは分かりませんが、
飛脚や武士は、今の人には想像もできないような距離を
かなりの高速で走っていたという記録があるようです。
それでは、実際にどういう風に走っていたのか?
いろいろ興味を持って調べてみました。
しかし、当時は大切な技術は口伝で残すものらしく、
その技法をきちんと記録に残したものは見つかりませんでした。
また、私たちもそうだと思いますが、
日常生活の細かいところは、案外記録に残していないと思います。
そして、明治時代に西洋式の体育が全国に導入されたためか、
江戸時代の走り方は、ほぼ忘れ去られているように思われます。
ここ最近、古武術が見直されたり、
米俵5俵を背負った女性の(昭和初期より前の時代に撮られたらしい)写真が注目をあびたりと、
古い日本人の身体能力が話題になることがあります。
そんな中、古い時代の走り方についても、一部で注目されているようです。
たとえば、2017年の名古屋ウィメンズマラソンでは
安藤友香選手と清田真央選手の「忍者走り」に注目が集まりました。
また、「ナンバ」といわれる動きにも注目する向きがあるようです。
私は、2014年ころから国会図書館に通うなどして資料を集める一方、
実際に走って自分の身体を動かしながら、
文献だけでは分からない江戸時代の走り方を探求し続けています。
そして、その実証実験として江戸~京都を自分の足で、
当時のように3日間で走ってみたいと思い、研鑽を積んでいるところです。
今回ここに、これまでの研究内容をまとめさせていただきました。
その内容は、
実際に江戸時代に走っていた人たちが残したと思われる古い文献と、
私の身体の感覚に基づくものなので、
最新のランニング理論や各種運動法とは異なる部分もあるかと思います。
どれが正しいかは分かりませんが
このサイトをご覧になった皆様が
少しでも古い時代の日本人に思いを馳せ、
その頃の身体の動きに興味を持っていただけましたら幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
2019年9月7日
管理人 大場克則